盆踊りとは、お盆に帰ってきた先祖の霊を慰めるための行事。
清水苑の入所者様たちにとって、長年慣れ親しんできたであろうお祭り……ゆえに
「童心にかえって楽しんでもらいたい!」
ということで、ボランティア2名が清水苑に来てくださいました。
華やかな浴衣を着た、可愛らしい女性二人の登場に大きな拍手が起こります。
まずは盛岡さんさの披露です。岩手県民として耳に馴染んだ太鼓の音と、キレのある踊りに、入所者様も職員も釘付けになりました。なんと美しい…!
盛岡で行われるさんさ踊りを見るときは、どうしたって踊り手との距離が離れてしまいます。それが今日は、すぐ目の前で踊っているのを見ることができるなんて! 皆さん、目をキラキラさせながら楽しまれていました。
さんさでテンションが一気にあがったところで、地元の盆踊りの開始です。
ボランティアのお二人が太鼓を鳴らしながら練り歩くのに合わせて、入所者様や職員が踊りながら付いていきます。太鼓の音に絡めるように、入所者様2名と職員1名で代わる代わる歌い……踊り手が徐々に増えていきました。
体が覚えているのか、まさに『自然に』体が動き出す方もいらっしゃって。若い頃に踊りをやっていたという入所者様の、指先まで意識した動かし方がとてもキレイでした。
短い時間でしたが本当に楽しく、皆さん満足げな表情をされておられました。
ボランティアのお二方、ありがとうございました!