今年は元気いっぱいな鬼さんが、お二人ほどいらっしゃいました。
去年調べましたが、鬼とは「陰」のことで、目に見えない邪気や悪い気のこと。災害や病などをお祓いするために、邪気を払う力があると考えられている大豆をまく風習が節分。
インフルエンザだけでなく、新型コロナウイルスの話題が毎日ニュースにあがりますので、一日も早い終息を祈りつつ…、入所されている皆さまがたくさん豆(の代わりの新聞紙を丸めた球)をぶつけてくださいました!
ところで、なぜ鬼のパンツはトラ柄なのか…という疑問。
鬼が出入りするのは鬼門(不吉な方角)からで、陰陽道では北東。方角を十二支にあてると、北東は丑寅なので、鬼の角は牛の角、パンツはトラ柄だそうです。なるほど! すっきり。
さて、鬼さんたちがすたこらさっさとお暇したあとは、恵方巻でお腹を満たしました。
<節分メニュー>
- 恵方巻き(卵まき)
- すまし汁
- いわしつみれの味噌煮
- ひじき豆
- いちご
すっかり定着した感がある恵方巻き。一体いつから始まったのか…と調べてみると、江戸時代から明治時代の関西で、商売繁盛を願って「丸かぶり寿司」「太巻き寿司」と呼ばれるものを食べていたとか。その後、某コンビニで「恵方巻き」として売り出したら一気に広まったという説が強いらしいです。
…そういえば、こうやってネットで色々調べたことを、そんなに時間が経たないうちにスコンと忘れてしまうことが多いな~という話を職場でしておりました。無意識に「いつでも調べられる」と思っているというのもあると思いますが、「覚えたい」「覚えておこう」という意識が弱くなっているような気がします。…何か対策を講じたい所存です。